スーパーライダー

(石渡 治)

このマンガの序盤の物語は、暴走族の頭(ヘッド)である主人公・坂巻竜一が公道レースにおいて殺されたポン太の敵討ちが主軸になっている。
この序盤の話は普通の出来といった程度で特に面白いわけではないが、ポン太を殺した立花との決着が着き、第二部というべき新展開に入ってからが、かなり面白い。その新展開の最後のエピソードの鬼姫島レースのぶっ飛び具合は、マンガはかくあるべし!という感じだ。とんでも具合が素晴らしいので一読の価値あり!

 

あらすじ

立花との決着を着けた坂巻は放浪の旅に出る。旅に出ている間に行方不明になった天才エンジニアのキッドを探すため放浪の旅に再び出た。
旅先で太極拳の使い手の少女に優勝賞金一億円の鬼姫島レースに参加を誘われ出場することになるが、なんと、そのレースはレースの名前を借りた”人狩り”であった。
次々に死んでいくレース参加者達。竜一と鬼姫島の鬼との死闘が始まった!

レース序盤は、マシン・ハヤブサみたいな感じな冒険レース(?)という感じで、 レース後半が鬼達との対決になっている。まぁ、一読の価値ありといっても、買う価値があるかはわからないので、ヒマな時にマンガ喫茶で読む程度で充分か。


謎の死をとげるレース参加者


鬼姫島の狩人”鬼姫七人衆”


鬼姫島レースとはレースの名をかりた人狩りだった!